2005年10月22日
漢字にハマってます。

NHK教育TVの「日本語なるほど塾」。画像はそのテキスト。
今月のテーマは「漢字の力」。
放送で取り上げていた、よくある間違いが面白かった。
儲かるという字は、人を信じる者が儲かると書くから、と言って怪しいセールスマンが主婦を説得する寸劇。
また、金八っぽい先生が、親という字は、木の上に立っていつも子を見ている、と言って反抗的な生徒を諭す寸劇。
いずれも漢字の由来としては間違いだそうです。
いわゆるガセってやつですね。
漢字といえば、以前、ある鉄工所から看板制作の依頼があった時のこと。
鉄という字は、金を失うと書くから縁起が悪いので、失の代わりに矢にしてくれ、と言われた。それで、失の字の上に出ている部分を切って矢にした。
他にも、鐵という難しい字に変更してほしいと言われたこともあった。
鉄という字にそういうマイナスの意味はないと思うが、そういわれてみるとそうかなぁ、なんて思ってしまうところが漢字のおもしろさでもある。
確かに、漢字は他の言語には無い、イメージを持ったアイコンのようなものだなぁ、と思う。
LINK:
知るを楽しむー日本語なるほど塾
http://www.trim-design.net/
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Posted by shinp at 07:30│Comments(2)
│life
この記事へのコメント
おもしろいですね。
ところで私の顧客の鉄工所も旧字の鐵を社名に使用しています。旧字の「鐵」は「金の王なる哉」という字で大変めでたく雄々しい意味だったのに、新字の「鉄」は「金を失う」になってしまいあまりにひどいというわけです。鉄工業なら仕事も金銭も失うようで感じ悪いのでしょうね。
余談ですが、この話を聞いた後は「鉄」という字を見るたびにそのことを思い出してしまい、鉄男は金を失う男か・・等いろいろ無意味な事を考えてしまったりするのです。
ところで私の顧客の鉄工所も旧字の鐵を社名に使用しています。旧字の「鐵」は「金の王なる哉」という字で大変めでたく雄々しい意味だったのに、新字の「鉄」は「金を失う」になってしまいあまりにひどいというわけです。鉄工業なら仕事も金銭も失うようで感じ悪いのでしょうね。
余談ですが、この話を聞いた後は「鉄」という字を見るたびにそのことを思い出してしまい、鉄男は金を失う男か・・等いろいろ無意味な事を考えてしまったりするのです。
Posted by fusa at 2005年10月22日 09:18
コメントありがとう。
自分も記事を書いてから、なんか鉄の字に目が行ってしまいます。
鉄男、鉄也、鉄二・・・。
自分も記事を書いてから、なんか鉄の字に目が行ってしまいます。
鉄男、鉄也、鉄二・・・。
Posted by shinp at 2005年10月23日 08:00